『26世紀青年』
黒人初のアメリカ大統領が誕生するという設定で、オバマ大統領の就任前に製作されていた異色の近未来SFコメディ。
相当おバカ映画の王道ですよ、コレ(笑)。
“『20世紀少年』と『WALL・E』という話題作を、足して2で割るのではなく、掛けて2で割ったようなおバカ・コメディ”なんて
宣伝コピーを打たれているけど、それはどうかしらね・・・
ムリヤリすぎるだろっ!
ストーリーは
“平均のアメリカ人”の典型、兵卒のジョー・バウアーズと娼婦のリタは、
米国国防総省から極秘の冬眠プログラムの実験台に選ばれた。
悲運にもその実験は忘れられ時は過ぎ、彼らは未来の500年後に目が覚めるのだった。
そしてあまりにレベルが下がった合衆国では、ジョーは生きている人間の中で最もインテリで頭のいい人間になっていた・・・。
26世紀の未来を予言しながら地球の未来に警告を発しているとまでは言わないけど、、、
500年後の地球の未来予想図は漫画的でなかなかおもしろい。
ものスゴく荒んだ街の様子からは、画面から汚臭が漂ってきそう。
地球人は恐っろしいくらいに皆バカになっているし。
主演はオーウェン・ウィルソンの実弟で、
『Gガール 破壊的な彼女』でのユマ・サーマンにヤられっぱなしのチキンな男がぴったりだったルーク・ウィルソン。
オーウェンもトボケた顔しているけど、ルークはさらに上をいくトボケぶり。
あと、この兄弟は鼻が印象的だよね、、、デカイ!!
共演は『ダイ・ハード4.0』で知られる、ジャスティン・ロング。
リアリティを求めない、コミックのようなバカコメが好きなら楽しめると思います〜
深く考えると最後まで辿りつけません・・・
基本的にマイク・マイヤーズみたいなギャグと質が違うので、不愉快になる下品なシーンはありませんのでご安心を。
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