ダフィーのショウケース

先日、ユニバーサルさんのご好意で
ダフィーのショウケースに行ってきました。
しかもリキッドルームというほどよい広さの会場なんて貴重。
暗転と同時に舞台に登場した生ダフィー。
第一声からビビビと痺れさせる演出にテンションに
あがりまくると同時に一瞬にしてダフィーに恋してしまった!
アルバムで聴くより素肌にまとわり付くようなヴォーカルに、
電流を体中に流し込まれた状態に。
かなりクセがあるけれど、これが大きな魅力のひとつであることは
間違いないのだ。
そのユニークな声だけでなく、
ダフィーの存在そのものがたくさんのミラクルを秘めている。
PVを見て覚悟はしていたけど、生ダフィーは
尋常でないほどキュート。
派手に淫らに踊り狂うわけではないが、
ゆるやかにリズムに合わせて手や腰をフリフリしたり、
ときどき卓袱台みたいなお立ち台に立って
マイクパフォーマンスしたり、
チャーミングなお色気で楽しませてくれる。
なぜか絶妙な間で「イクヨ」「サイコウ」と日本語で連発し、
スウィートな天然ぶりを発揮してした。
これも天賦の才だね〜
全体的にバラード調のスローなものが多いが、最後に
ためにためてキラーチューンの「Mercy」を持ってくるあたり、
アルバム1枚しかリリースしていない中の構成でも
最大の魅せ方をわかっている感じ。
途中披露してくれた新曲も「Mercy」とは違った曲調の
ノリのよい曲で、またしてもヒットの予感。
シャーリー・バッシーのあの時代を彷彿させるダイナミックさと
いい意味でのチープ感がたまらない。
本人いわく「レトロ」というネガティブなとらえ方ではなくて
「ノスタルジック」らしい。
今後はこの「ノスタルジック」を
いかにダフーらしく表現していくのかに期待したい。
とにかく、ダーティで腐臭漂うエイミー・ワインハウスに比べ、
気さくでクリーンでパンチラまでサービスしてしまう
性格のよいダフィーは世界中のリスナーを味方にできる才能と
パワーを持っていると確信した夜でした。

ロックフェリー(初回生産限定特別価格)

ロックフェリー(初回生産限定特別価格)