British Anthems Vol.6

11月16(日)studio coastにて
British Anthemsに参戦。

う〜む、最初からちょっとテンション低め・・・
私の好きなエレクトロ系やガールズバンドがないからかな・・・
やはり1つくらいはキュートなガールズがないとね〜


The Metrosが急遽キャンセルになり
ピンチヒッターというか直前になって参戦が決まったBrigadeが
しめやかにオープニングを飾る。
そして日本のバンドVOLA & THE ORIENTAL MACHINE
なぜ、British Anthemsなのに日本のバンドが、、、
その辺もな〜〜〜だってBritish Anthemsなのにな〜



そして、今回の中では一番の目玉だと思っていたThe Troubadours
早めの時間帯に登場。
年齢不詳の面持ちに似合わず、
今のこの時代には恐ろしいくらいにピュアなサウンド
何のギミックや仕掛けもないストレートなUKロックだけど
その完成度はかなりのもの。
The Holliesとかの60'sサウンドに通じるキラキラした輝きが溢れている。
思わず口ずさみたくなる耳馴染みのよいメロディが素晴らしい。
ポール・ウェラー兄貴のお気に入りというのもわかる気がする。
「Gimme love」は心洗われる珠玉のキラー・チューン!



続くLightspeed Champion。
今となっては懐かしい、ニューレイヴもまだなかった時代の
ネオレイヴ・バンド、テスト・アイシクルズの元メンバー、デヴ・ハインズのソロ・プロジェクト。
何と言ってもその風貌がキョーレツな印象なのだけれど、、、
なんとまだ21歳らしい。
自他共に認める生粋のオタクならではのGeekなファッションも
オシャレ族のアンテナにはビビっとくるはず。
ビビッドなカラーがよく似合っていた。
今回のバンド編成では、クールな美人ドラマーに釘付けに!!
女性ドラマーっていいよな〜揺れる髪とかすごくセクシーで〜
表情を崩さずに飄々と叩きつける姿に惚れ惚れ。
ベースのいかにも文化系アジアンボーイの髪型にもある意味釘付けに。
でも、せっかくユニークなメンバーを集めているのに
バンドとしての完成度はちょっと残念な感じ。
デヴが急にジミヘンみたく激しく弾き狂ってみたり
静と動のバランスを見せたいのか、
うまく絡んでいないような・・・
技術は突出しているんですよ、間違いなく。
ライヴ後は、ファンに似顔絵付のサインを書いている愛らしいデヴの姿を目撃し、
なんとなくほっこりした気分に〜




続くSelfish Cunt。
まさにイっちゃってるバンド!
だってバンド名が、Cunt=女性性器のことだしね。
ヴォーカルのMartinがヤバいとしか言いようがない。
何とあのピート・ドハーティに馬糞を投げつけて乱闘騒ぎを起こしたことがあるらしい。
馬糞って・・・
ライヴでは、お酒を飲みながら頬を赤らめてクネクネとステージを闊歩する姿が
酔いどれたPulpのJarvisみたいだった。
すでに着ている意味のない簾のような白シャツをヒラつかせて、
ヒロミゴーよろしくジャケットならぬシャツプレイを見せつけたかと思えば、
絶頂に達して自ら破りまくり、お約束通り上半身は裸に!
袖の一部が目の前をヒラヒラ飛んできたよ〜
ボトムのパンツもギリギリまで下げているから
ギャランドゥの入り口のフサフサがお目見えしていた。
いつか落ちるんじゃないかと期待していたが
ハプニングはなしでちょっとガッカリ〜(笑)
サウンドは私の好き系ではないのだけど、、、
バンドの持つエキセントリックな個性は好きです。
日本に来れたことが嬉しかったみたいで
「ありがとう」をハニカミながら連発していたのが好印象。



続くBase Ball Bear
またしても、“British” Anthemsなのに日本のバンド・・・



続くBig Strides。
多分今回のBritish Anthemsで一番人が入っていたと思う。
悪くないんだけど、、、
ヴォーカルの風貌同様に
ヌル〜い展開。
見せ場というか、ここが盛り上がりっというメリハリがないというか。
タラタラ体を揺らす程度にはいいのかな〜



そして最後はベテランThe Charlatans
確かに大御所としての貫禄はあるけど、、、
貫禄=肥えた???
ヴォーカルのティム・バージェスはこんなんだったけ?
マッシュルームカットにしたオジー・オズボーンかと思った・・・
イアン・ブラウンとかは全然変わらないのにな・・・
黒いコートのベルトが軍艦巻きみたいだった・・・
ここで改めてメタボとは無縁のThe Rolling Stonesはスゴイと思った。
映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』を観て
メンバー4人確かに顔は老けているけど、(60代だしね)
特にミックなんかオバさん化が進んで性別を超えちゃっているけど、、
チャーリーはゼンマイ仕掛けみたいだけど、、、
激太とか劣化とかしていなかったもんね〜
「I Can't Get No Satisfaction〜」とか息切れしそうになりながら歌っていて
いまだに満足してないみたいだけど、
枯れ気味ながらもまだまだセックスアピールあるよ。
結局、疲れもあって最後まで観ずに会場を後にしました。。


↓こういうロック兄ちゃんなイメージだったんだが・・・