『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』

俺たちニュースキャスター』『俺たちフィギュアスケーター』『俺たちダンクシューター』に続く
“俺たち〜”シリーズの最新作!!
と言っても“俺たち”なんて勝手に邦題を付けているだけなんだけどね。
ウィル・フェレルが主演ということ以外、
ストーリーやキャラクターは全作まったくの別物です。
今作では、『タラテガ・ナイト オーバルの狼』で監督/脚本/製作を務めたアダム・マッケイと
主演/脚本/製作をこなしたウィル・フェレルが再びタッグを組んでます。
さらに製作には『40歳の童貞男』の監督/脚本/製作を手掛けたジャド・アパトー
すごいね、ジャド・アパトーの破竹の勢いは。
ここ最近のおバカ映画に必ずと言っていいほど関わってる。
日本では知名度のためかDVDスルーになっちゃってますが・・・
話は戻って『俺たちステップ・ブラザース 』ですが、
この“俺たち”シリーズは今までの作品全てもれなくおもしろかったけど、
本作もやはりおもしろかった!もちろん突き抜けるようにバカだけど!!
ウィル演じる39歳のブレナンと、ジョン・C・ライリー演じる40歳のデイルは、
共に定職にも就かずに親と同居している独身の“アラフォー”男。
その設定だけでも既に笑えるよね〜
ある日、ブレナンの母親とデイルの父親が結婚したことから、義理の兄弟として同じ屋根の下で一緒に暮らすことに。
さらに部屋数が足りないため、デイルの部屋をブレナンと2人でシェアすることになり、
最初は子供じみた性格の2人はお互いに反発し合って大騒動を巻き起こすが、やがて考え方や好みが似ていることが判明し、
親友として、いろいろな遊びを2人で楽しむようになるが・・・。
ジョン・C・ライリーとフェレルは『タラテガ・ナイト〜』でも息の合ったコンビぶりを発揮していたけど、
本作でも、共に毛穴広がりまくり、スネ毛もしゃもしゃのメタボ・コンビを見せるつけてくれます!
その汚さがいいのよね〜
2人が意気投合する質問で
「自分が女になったら抱かれたい男優は誰?」に
「ジョン・ステイモス」と言ってお互いが納得するのが笑える!
(ジョン・ステイモスは『フルハウス』の“ ジェシーおいたん ”だよ!!最近は『ER』にも。)

ギャグは幼稚で下品なものが多いけどわかりやすいし、悪意がないので
“俺たち”シリースが好きなら気に入るはず。
ついでに、
ダメ息子の両親は個性派俳優のメアリ・スティーンバージェンとリチャード・ジャンキンスがそれぞれ演じています。
メアリ・スティーンバージェンは、現在55歳ですが(撮影時は54歳かな?)
舌っ足らず気味のキュートな喋り方は相変わらずで、
キャミソール姿を披露しながらラブ・シーンにも挑戦していますよ。
ウィル・フェレルのお母さんっていうにはちょっと若すぎるよね(笑)??